Vol. 76 ティーカッププードル

 ペットブームの中、犬の中で特に人気なのがプードル。飼いやすさ、知能の高さで、あらゆる犬種の中で不動の1位だそう。

 プードルの起源については、フランスで人気を博したことから、フランス原産とするのが一般的。フレンチ・プードルと呼称されることもある。「プードル」の語源はドイツ語の「pudel」(プデル、水中でバチャバチャと音を立てる)であり、ドイツから移入された泳ぎが得意な鴨猟の回収犬が先祖であるとされる。

 飼育環境に合わせ改良され、現在はスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイという4サイズがある。豊富な被毛からトリミングの技術が生まれ、あらゆる基礎技術はプードルが基準になっていて、胸部と足首の毛を残し、他の部位は刈り込むというプードル独特のスタイルは、泳ぐための便宜からきたものである。

 次第にファッション性も加わり、フランスでは16世紀ごろから上流階級の婦人の間でプードルの人気が高まり、ミニチュア・サイズのプードルが作り出された。

 特に今、人気のティーカッププードルとは、トイプードルの中でも特別小さな犬の俗称。成犬になっても体高25cm以下、体重も2kg未満と言われている。アメリカの雑誌で生後1ヶ月程度の仔犬がティーカップに入った写真が紹介され、それが話題となり、世界的に認知されるようになった。

  ティーカッププードルにして救世主  暮田真名