「インスタ映え」に疲れた若者が急増という記事があった。インスタ映えが飽きられてきたという内容で、確かに日常の中で、常に「インスタ映え」を意識するのはしんどいだろうと思う。
インスタ映えとは、インスタグラムに写真を投稿した際、いかに見映えがよく、写真が映えるように撮れるかで、インスタ映えする写真として、かわいい、カラフル、おしゃれな雑誌風、非日常性、意外性等とあったのを読んだばかりだった。
「映える」の「映」は「太陽」と「盛り上がる」を表す象形から成っている。光を受けて、そのものの色彩が盛り上がってはっきり見える様子をいう。
「映える」の読み方は、もちろん「はえる」。数年前に新語・流行語大賞となった「映える」と「インスタ映え」は、それぞれ「ばえる」と「インスタばえ」。
インスタ映えに疲れた若者は、今どこへ向かっているかというと、ナチュラルで自然体、がんばってる感がしない「映え」、だそうである。
夕映えのまっただ中に伏せる甕 広瀬ちえみ