Vol. 241 マネキン

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

「マネキン」の語源は、オランダ語で小さな人を意味する「manneken」から派生し、英語で「manikin」と綴られ、フランス語の「mannequin (マヌカン) 」として広まった。

日本では「マヌカン」が「招かん (まぬかん) 」に通じ、縁起が悪いことから、「マネキン」と発音するようになったといわれる。

他に、この発音の由来とされるのが、福助などの「招き人形」や「招き猫」などと「マヌカン」をかけたとする説や、「招金」とかけたとする説などがある。

マネキン人形の起源は、古代エジプトの木製人形にさかのぼり、19世紀にはヨーロッパでリアルなワックス人形が登場し、産業革命による大量生産とともに需要が拡大。20世紀以降は、軽量なプラスチック製等が主流となる。

1970~90年代には写実的なデザインが重視され、21世紀以降は抽象的なデザインやサステナブル素材が注目される。さらに近年では、3DプリンターやVR (仮装現実)・AR (拡張現実)、AIモデル画像等、仮想マネキンへと進化している。

 マネキンの横にわたしが映っている  樋口由紀子