日本には、ハルニレ (春楡) 、アキニレ (秋楡) 、オヒョウの三種をまとめて、ニレの木と呼んでいるが、一般的に楡という場合は、ハルニレを指す場合が多い。
日本語のニレ(楡)の語源は、木の皮を剥がすとヌルヌルすることから、「滑(ぬ)れ」が訛ってニレになったという説が有力。
北海道から九州の各地に分布するニレ科の落葉高木で、北日本を中心とした寒冷地の沢沿いなどの湿地に自生し、樹高は最大で30m以上に達し雄大な樹形となる。
幹は最大で直径1mを超える。公園や街路にも植栽される。生育に適した北海道では特に大木が多く、北海道大学のハルニレが特に知られる。
アイヌの伝説では、雷神が美しいハルニレ姫の上に落ちて、人間の先祖であるアイヌラックルが生まれ、ハルニレ姫はアイヌラックルのために自分の樹皮で衣を作ったという。木言葉は「高貴」。
楡でいるのは今日だけにしましょうね
たかすかまさゆき
2025年12月ゆに句会 題「限る」より

