「裏」という漢字の起源は、古代中国の甲骨文字にまで遡る。構成要素である「衣」は布を意味し、「里」は区画された耕地の象形で、整然とした筋や模様を表している。
「里」が表す縞模様の布地は、実際に衣服の裏地として用いられたという説があり、そこから、「うら」、「うち」を意味する「裏」という漢字が成立した。
また、SNSに投稿された「裏」の漢字についての新発見がある。「裏」の漢字の下の部分をよく見ると、なんと、「裏」の漢字の 6 画目以降「表」という漢字が隠れている!
まさに「表裏一体」!その言葉の通り、「裏」の中には「表」が、外と内、見えるものと隠れたものが一つの字の中に存在している。
気を抜くな世界は不意に裏返る 一家 汀

