「沼」の漢字は、「流れる水」の象形と「刀」と「口」の象形から成り立つ。
「刀」と「口」は、神秘の力を持つ刀をささげながら、祈りを唱えて「神まねき」をするさまから「まねく」の意味があり、「氵(水)」により、河川の流域が変わって、水を招き入れたようにできた「ぬま」を意味する「沼」という漢字ができた。
2010年代頃から、ネット用語として、ある対象に夢中になって、どっぷりはまって抜け出せない状態を指す言葉で「沼にはまる」「沼落ち」が使われ始め、今では一般的な会話でも使われるようになった。
否定的な意味では「理解不能な状態」を指す場合もある。
手伝って沼をひっくり返すから 宮井いずみ
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