色恋は人にまかせて水うまし
淡路放生
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、今日の一句は
2025年元日発行の「川柳 葦群」から。
色恋も酒も卒業しての身軽さからか
流れるようなリズムは
口ずさめばさらりと喉ごしもいい。
それでいて、作品から醸し出されてしまう
いかんともしがたい色気にぞくりとします。
この「水」にいたるまでに
どれほど濃厚なドラマの数々があったことか。
長年、淡路放生作品の一ファンとして
その、色気やペーソス、シニシズム、
孤高にして、どこか人懐こい
氏ならではの作風にシビれ続けています。
ところでそんな氏が、選者をされることでも
話題になっているのが
「第13回卑弥呼の里誌上川柳大会」。
真島久美子さんが代表を務める
「卑弥呼の里川柳会」主催で、
例年全国から900名近い参加のある
大変な人気誌上大会です。
今回の締切もいよいよ1月15日に迫り、
みなさん、ふるってどうぞ。
詳細はこちらから。
(「川柳葦群」第72号 川柳葦群 2025年1月)
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