サッカーは19世紀にイングランド地方のパブリックスクールで生まれた。当時は学校ごとにルールが違っていたため、協会を作ってルールを統一したことから、「アソシエーション(協会式)・フットボール」と呼ばれるようになった。サッカーはアソシエーション=Association の soc に er をつけた俗語「 Socker」(ソッカー、後に Soccer)に由来する。Association Football → soc + er =Soccer
日本では、明治6年に、英国海軍の海軍兵が来日し、東京の海軍兵学寮で、日本人の海軍軍人にフットボールを教えたのが始まりとされている。
漢字では「蹴球」とされていたが、「蹴」の字が難しいということで、検討した際、最初に呼ばれていたフットボールにしようとしたが、「アメリカンフットボール」と紛らわしかったため、アメリカでアソシエーションフットボールのことをサッカーと呼んでいたこともあり、サッカーという呼称が定着した。
サッカーと呼ぶ国は、日本のほか、アメリカ、カナダ、ヴァージン諸島だけ。国際サッカー連盟(FIFA)に加盟する国・地域のうち、約9割が「サッカー」ではなく、「フットボール」をその国の言葉で呼ぶのが主流である。
さて、カタールで開催されているサッカーワールドカップ。1次リーグもいよいよ佳境に。25日金曜日は、いよいよ、スペイン戦! がんばれ、日本!
キックオフ サッカーボールは覚悟する 生田三枝子