Vol. 60 海

 今日、7月18日は「海の日」。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨で祝日に制定された。世界の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけとのこと。制定当初は7月20日が「海の日」だったが、ハッピーマンデー制度で7月の第3月曜日に。

 海の語源は「大水(うみ・おおみ)」という言葉からきていると言われている。大量の水がある場所という意味の「大水」が徐々に変化して「うみ」に。「

 海」という漢字の、「さんずい」は水、「毎」は深くて暗いという意味を表している。水がたくさんあって深くて暗いところを「海」というようになった。

 祝日になる前は、「海の記念日」という記念日だった。1876年の明治天皇の東北巡幸の際、「明治丸」という軍艦でなく灯台巡視船で航海し、7月20日に横浜に無事帰港したことに由来する。

 スピリチュアル的には、海の満ち引きのパワーには、とても強い浄化エネルギーがあり、海の塩が負のエネルギーを取り除くことができるというもの。

 また、波の音は、ヒーリング効果もあり、精神的なストレスがあるときなど、波の音を聞くと浄化されてリラックスができる。海は太陽との相性も良く、海で太陽を浴びると、精神の安定だけでなく気力なども向上し、前向きになれる。「待てば海路の日和あり」は、私の好きな海のことわざ。

  暴風と海との恋を見ましたか  鶴 彬