冬―ふゆ、の語源には、以下諸説ある。
・寒さが猛威を振るうの「振う(ふるう)・振ゆ(ふゆ)」
・寒さに「震う(ふるう)」
・「冷(ひゆ)」を語源とする説
・冬でも生き物たちはその数を増やすので「繁殖」「増殖」→「殖ゆ(ふゆ)」
漢字「冬」は、上の部分の「ふゆがしら」が部首で、下にある「氷」を意味する2つの点を書いて成立。ちなみに、「夏」は下の部分の「なつあし」が部首で、「冬」も「夏」も同じ部首。
古代文字の「冬」の漢字は、天秤のように、何か吊り下げている形で、食料が少ない冬の時期を過ごすために食べ物を保存する形が漢字になったとされている。
冬が降り立つ少し方角間違えて 池 森子