- 冬に入るかぼちゃゴロンと転がせて
- 十二月森の深さが見えてくる
- 流星のなんとあっけない夢よ
「浅井ゆず」の作品一覧
全 57 件の作品が登録されています。
- こうみつのリンゴ今宵は星が降る
- ちょっとした突き指ちょっとした失恋
- 蛍光灯のような脳だが愛おしい
- 銀杏にも大粒小粒そんなもん
- 秋夕焼けあちこち絆創膏だらけ
- 祭り太鼓は三年ぶりよ晴れ渡る
- いうなれば私も老婆おみなえし
- かたつむり実は毒舌吐いている
- 虫すだく ちょっと覚醒しましたよ
- おはぐろとんぼ一度出会えば二度出会う
- 昼寝覚にがうりがまた太ってる
- 木下闇 神にとんとんされました
- 異論ありまして鳴かないホトトギス
- 夏空がこびりつくのはダリのせい
- 狩りもせで皆ご一緒にチャウチュール
- 戦火は続く満月いくど渡ったか
- 来し方やハーブの庭の小暗がり
- 初夏のチェロの奏者は老いた友
- いろいろな棘ささります聖五月
- 蜜柑にアゲハ私にハチが寄ってくる
- いち押しは真鯉のようなお父さん
- 桜散ってもとの私に戻る路
- 春田打つ無為に押し潰されぬよう
- 陣張るならツツジ次々咲く山に
- 猫の恋議論はヒートアップして
- 追憶にわっとかぶさるミモザの黄
- 梅桃桜の順がくずれて世は乱れ
- 北北西の風だ余生も甘くない
- 如月の光と翳とオミクロン
- ひなあられ間の悪い鬼やって来る
- 豆粒になった私の中の鬼
- あの世この世を繋ぎしらしらしらと雪
- いきしちにの道でうくすつぬる心
- たこ焼きのくるりくるりと十二月
- ゆく年よ記憶に残るのはボッチャ
- 読点がつづけば冬の空模様
- 異論から異論へバッタ飛び交って
- 銀杏は臭い!だけども美味いんだ
- 秋の七草七つ言えたら許そうか
- 秋霖を引っぱって来た洗たく屋
- 三匹のこぶた三種のマスク買う
- 爆弾の降らない国の栗おこわ
- 万物への愛が足りずにグルーミー
- 枯アジサイ即身成仏とはかくに
- 輝いている百歳は肉食派
- あじさいもあせた月夜の歯肉炎
- 邪気まとう緑うかうか愛せない
- あと少し腐らせてから捨てましょう

