- 悪役になって未来を変えようか
- 台本の中で勇者になれる僕
- 人間の生死は紙にだけ残る
「伊藤良彦」の作品一覧
全 46 件の作品が登録されています。
- 蚊や蠅の命のことを知らぬまま
- 人類は銀河の隅で生きている
- 梅の木が見つめる空に戦闘機
- 任せたら未練を捨てて死んだふり
- 海賊になれる気がするカリブ海
- 百年は沈没船の一時間
- 眺めると満腹になる時刻表
- バスを待つ無念無想の一時間
- 水曜は鯖の水煮がよく似合う
- 戦争と命を数字だけで見る
- スマホから命の音が聞こえない
- 画面から煙以外は伝わるが
- 憂鬱を煮込むと冬の味になる
- 期末日の姿でしょうか鯵フライ
- 風見鶏だって飛び立つほら四月
- 夜汽車から聞こえる唄と時刻表
- 人間をカードのように取り換える
- 句読点それから先に進めない
- 踏まれても踏まれなくても石は石
- ため息と希望重ねて未決箱
- 堕天使がふわりと僕の背を撫でた
- ニンジンの赤い目線が僕を刺す
- ゆったりと大根を煮る貨物駅
- 何色に染まるだろうかサツマイモ
- 信号はきっちり守る飼育員
- 本日の仕事のようなティーバッグ
- 僕の声無かったことにして明日
- 選択肢なければ迷うことはない
- どうせなら地獄で楽をしてみたい
- じゅっという音を残して消えたとさ
- 心臓を止めて命の声を聴く
- 脈拍の音で生きるを許される
- 病院の壁を再び見るなかれ
- 水割りの水もかつてはにわか雨
- 豆を煮る鍋と私の手のひらと
- 夏という試練が過ぎて次は冬
- 緊張が胃壁を走る九時と五時
- 1日で1年分を寝てみたい
- 延長戦タオル投げるか投げまいか
- 義務感で冷やし中華と踊る夏
- 曖昧な酸っぱさにある無責任
- 昼寝する錦糸卵をかけられて
- 褒められて脱力感に襲われる
- プラモデルみたいに語る組織論
- 現場から距離を置いたらただの猫
- 神様の選択権がない人事
- 一年を百字以内で評価せよ
- 四月から天使の羽が生えました
- 待つことも諦めるのも飽きて春
- 美辞麗句集めてやがて年度末
- 大空を吸ってマスクは水色に
- 燭台の下でスマホがうざったい
- 平成が元素記号になりました
- リスキリング それはそれでと里帰り
- 右手には罪が腹にはため息が
- 追いかける自由はあっていいはずだ
- 決断は僕の背中の鬼がする

