「たかすかまさゆき」の作品一覧

22 件の作品が登録されています。

公開日:2026年5月1日
  • 海は春呼吸のように波の音
  • 春光に影はさざなみうちながら
  • 春やけんいい加減息せんとねぇ
公開日:2026年4月1日
  • ただ風にゆれてるだけのひとでした
  • 雨音を分けあいいきてきたのです
  • 佇めばたちまち蝶になるからだ
公開日:2026年3月1日
  • 一生涯かけてあつめた灰でした
  • 囀ればいつかは風になれるはず
  • うららかにかすかにかなしみはみちて
公開日:2026年2月1日
  • てのひらにのせると笑いだす落ち葉
  • 泣きながら追いかけてくる霜の声
  • 霜の花贈りますまだ消えぬよう
公開日:2026年1月1日
  • 風花にかざした手からずれていく
  • 明日には凍星となるひとといて
  • なお、今日の雨は秘密にしておくこと
公開日:2025年12月1日
  • 比喩という比喩の湯上がる風呂上がり
  • 湯冷めして二度と会えないひととなる
  • 冬ざれてやさぐれてややへこたれて
公開日:2025年11月1日
  • 淡い影でいよう背高泡立草
  • いきています河原撫子なでながら
  • 敗荷やこれはだれの感情だろう
公開日:2025年10月1日
  • 木の実雨ひびくこの身の朽ちるまで
  • 不要だと言われ芙蓉と酔い痴れて
  • 蔦紅葉まだいきるのに拙くて
公開日:2025年9月1日
  • 傷だらけの腕は三日月宛ですか
  • つくづくとつきのわぐまを待つ月夜
  • どこまでもきんもくせいのよるだった
公開日:2025年8月1日
  • 金魚鉢抱え間違えだらけの日
  • 埋もれた骨から歌いだす真夏
  • それは昨日の言霊でした
公開日:2025年7月1日
  • さみだれにさみしくないかと問われている
  • 梅雨に入りきみの不在に入り浸り
  • まずは雷から真似てみる
公開日:2025年6月1日
  • あおばずくだけがともだちだったころ
  • ぼうぜんとのうぜんかずらかきいだく
  • 蟻地獄みつからなかったね またね
公開日:2025年5月1日
  • わたしからとおく離れてわたしの影
  • 晩春や順番に影法師になる
  • はつなつに燃えている影おどる影
公開日:2025年4月1日
  • 消尽の足跡をたどれば桜
  • 撃たれても唄いつづける死者 雨天
  • きずだらけのうたですきみもわたしもきょうも
公開日:2025年3月1日
  • タンポポになったら褒めてくれますか?
  • 確かめるために窓ガラスを割った
  • 木漏れ日にもれなくひび割れるきみは
公開日:2025年2月1日
  • 呼吸する(とりとめもなく)鳥になる
  • 羽ばたけば幅をもたないものとなる
  • 幅のないひとと散歩をして帰る
公開日:2025年1月1日
  • おもかげをなくして小春日和かな
  • 風花にかざす手 ほどけゆく思い出
  • 未明にてさえざえとくるうのをまつ
公開日:2024年12月1日
  • サンタもサタンもまず入管へ行かされる
  • クリリンのことかと問われ黙秘する
  • ご覧のスポンサーの提供で終わらない戦争
公開日:2024年11月1日
  • 鬼灯が欲しいばかりに踊る鬼
  • 眼裏に焼き増しされた象がいる
  • 溶けてしまったペンギンたちは
公開日:2024年10月1日
  • こんなにもなにもないひびにもひかる
  • まって、まだみずうみになりきれてない
  • こわれているから いまからかえるから
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