- 受話器から畳んだ月をあなたへと
- 飛行機よ洗濯槽へ連れてって
- むずかしいことはよくわからない、桐の花
「千春」の作品一覧
全 12 件の作品が登録されています。
- アスパラパスタアスパラパスタと二度言おう
- 蕗!蕗!と言っても遠い沿岸
- 鏡台のふっと沸き立つ注射針
- 雨が降る指の隙間に猫が降る
- 豆ごはん「喧嘩は明日散るでしょう」
- パクチーを植えよう星が鳴いている
- 白鯨を鍋で煮てます。行きなさい。
- 洗濯をしないと月を干さないと
- 日常が指紋だらけで米炊ける
- 流星の松前漬が懐かしい
- 数学を解き直しては脚ひらく
- コロッケを冥王星が揚げている
- 海底のうさぎに贈る蜜柑だな
- サーモンのあなたが少し咳をした
- さくら、産み落としては骨になる
- どうにかしなきゃ鮭のくびれ
- 私の中の蜜柑私を引きちぎる
- 稲妻が私に父を呉れました
- ぽっと灯り水に挿す灯り
- 一行詩・未来のわたし料理する
- ツワブキを夜に浸すとイヤリング
- くるしみの中に一筋ある梨よ
- 金魚鉢かくれんぼして雪になる
- 弟は砂をひたすら煮ているよ
- 日本人は月言葉がわかるか
- 竜胆が子宮の隅に宿った日
- この世の終わり 金木犀になりたい
- 衣擦れの色とりどりの卵子達
- おひとり様ですか?虹に通される
- 乱れる 船でも漕ぎに行こうか
- お寺の向こうにはなにがあるのか
- ケーキ焼くぼうぼうと汽笛鳴る
- 恥部を晒せばらんらんと魚の目

