- 武器よりも花がほしくて声をだす
- 滅びって濃い青を着てやってくる
- こんにちは遠かったはずの戦争
「温水ふみ」の作品一覧
全 14 件の作品が登録されています。
- 冠を選べぬ国の家族感
- まつパした馬が家父長制を蹴る
- 奥義だよ比喩だから火にもなれるの
- お願いは銀紙にくるんで逃がす
- 晴れのみずうみを抜けてきた足あと
- 十日後のここは何番地になるの
- 旅をする炭酸を飲まない猫と
- 律儀なひとのために心臓を編む
- 注意深くガムを噛む冬の椅子で
- 神さまのあくびから生まれた子犬
- アパートの名前はおまじないになる
- 死なないで チョコチップクッキーあげる
- どうしても見にゆきたくて傘を折る
- 遠巻きに秋とこいぬを見て過ごす
- 近視です飴を宝石にできます
- まちがえて口笛ふいたひとの列
- 馬のころ見た海のこと話させて
- たてがみが抜けるわたし自由になる
- 立ちどまる森の声はきんいろだね
- ソーダ水きらきらさせて待っていて
- 月光できっと文明は滅ぶかも
- 眠れない子にあげるためのナタデココ
- オパールになるための列はこちらです
- かなしみのとなりに椅子をひとつ置く
- 白昼夢を見たひとから抜けられる雨
- たしかめるために嗅いで初夏と名づける
- 白亜紀からとった白で染めたハンカチ
- サボテンにぬるい真水をわけてやる
- 波がくるぶしにふれたがる どうぞ
- ハナミズキそれは食べてはだめな骨
- 春のみずうみ おなじ舟に乗れない
- 逆光のセーターから春が洩れる
- つぎ、春です ミラーボールが光ります
- オパールかおばけになるかを選んで
- くちびるが切れて木洩れ日ながれだす
- さよならの真ん中にうを入れる部署
- 水たまり踏むカスタネットのリズムで
- たまごかけごはん(別名・呑む光)
- オパールをほどいて骨に組みなおす

