- 惚れてまうやろ泣き虫な福笑い
- 惚れてまうやろぎこちない白足袋
- お正月のせいや惚れてしもたやん
「峯島 妙」の作品一覧
全 58 件の作品が登録されています。
- ジーパンに書き込み過ぎた時刻表
- クレヨンの青がつぶれて泣いている
- あの頃が落ち着く先の砂時計
- 逆立ちのオタフクソースにあっぱれ
- 北京ダックになりそこなった参鶏湯
- こんな日はブロッコリーと腕相撲
- サーフィンの波に押されて光まで
- 乗る舟はみんな向こうに着いている
- ブレーキが効かない彼と二人乗り
- 天井にあたってしまうボクの夢
- どの指も失敗談をもっている
- もう一度金魚すくいで出会いたい
- 絵手紙の海の青とか涙とか
- 菜種梅雨ひとり時間のミントティ
- 古民家に誘われ星と語り合う
- 三菱は私の中でユニである
- 下書きで真っ黒にする5分前
- 鉛筆が迷画を描く長電話
- 令和ってブラックユーモアの積み木
- マッチングアプリ今度こそはとつけ黒子
- 真夜中にハートを入れた誤送信
- いつかまたと言えずじまいの式次第
- 記念写真まぶしい明日を信じてた
- 肩書を外した空が澄んでいる
- 軽トラの窓全開に春一番
- 春サラダマヨネーズ派かインスタ派
- ぬるむ夜言葉の要らぬ木の芽和え
- 閉ざされた何もない日の鉛色
- 黄昏にジンジャエールの胡椒入り
- さざ波のうちにあなたを終わらせる
- 春は曙わたしの白が浮きあがる
- 本物の恋を知らずに品定め
- 護ってみせよう江戸の火 夜鷹蕎麦
- 降り方を内ポケットにしのばせる
- 雲を割るメリーポピンズに会いたい
- ピアスさえできないくせに愛なんて
- 足がもたないサザエさん的茶の間
- 悪い時着信音のひと呼吸
- 未知数をいっぱい空けてペンひとつ
- 言えなくてストローつつき滲ませる
- 三人の指がもやもやする構図
- 捨てきれず秋に取り出す臙脂色
- リア王が霞が関を彷徨す
- 一言でドミノ倒しとなる世論
- 総選挙お灸をすえてあげないと
- 海の日に海の向こうの歎異抄
- 目詰まりに右往左往の油照
- 線香花火恐縮ですとお辞儀する
- うすい爪うすい幸かと切り惑う
- 梅雨明けの虹の成分はっか味
- 掴まえたこぼれて落ちた夢の先

