- バラ以上のろい未満や夏の雨
- 満ち足りてもっともっともっと林檎
- 昂然とスカラベ油照りを行く
「宮井いずみ」の作品一覧
全 58 件の作品が登録されています。
- プッチンプリン直前で日和る癖
- 半端なく抜けるネコの毛土砂崩れ
- アーモンド効果に期待して あばよ
- ボタニカルアートの中の鼓笛隊
- 分蜂の予感ラムネの栓を抜く
- バナナパフェとは白南風の通り道
- パステルになれない商人の出自
- 後悔はまたも賞味期限切れ
- 朝ヨガの呼吸は翻車魚ののろけ
- 心の機微わからないのねマカロンね
- 好きなもの数える雨の公園で
- ボタン屋でみつけた海からの手紙
- 羽ばたいてみても行き着けない本屋
- ああこれは翼とどまる者たちの
- 2024、夏。出口は右側へ
- 咲かねば咲かねば盆栽だとしても
- 滝行のしぶきの先の進化論
- やわらかいまた逢いましょうあかり坂
- 流星のふる降る京都からふね屋
- お願いはしないよ敢えて加賀棒茶
- フェロモンが尽きて手水の龍の口
- 人体の不思議こんなとこに海
- 真空の冬日きのこは洗わずに
- 人参しりしり踊ろうよチャチャチャ
- 浮くことを忘れ道頓堀の泥
- 奇人変人ヘンだと感じない茗荷
- どんつきの壁が扉に変わるとき
- 軽トラに材木はしご鰯雲
- うそ寒の微妙にまずい散らし寿司
- ゆったりとお茶 終章のアラベスク
- ぢいちゃんの炒り子の匂いするジョーク
- ぬかるみにはまる素振りの千日目
- 握りしめた手の跡残るほうきの柄
- 切れかかる絆へぎゅっとご飯粒
- 書き順を正しくすれば飛べるでしょ
- 猫じゃらしずっと振るのは無理だから
- 初蝉を聞いた人から桃になる
- 妖精の怒号とびかうフライパン
- 返納をしようか錆びた天使の輪
- フラミンゴのだみ声 臭うトウシューズ
- 親切な波のなりたち見てしまう
- シュレディンガー方程式に鷹の羽
- 苺のコンフィ落ち込んでいいんだよ
- 雨の日の卵サンドはだし巻きで
- 潮風を浴びてヨットになる扇子
- 一日の終わりの水とヨガマット
- 持ち帰り用の春ですたんぽぽは
- ぬまは群青さとりはまだ途上
- 三月のりんご異界を鷲掴み
- 他愛ないうわさカタクリ群れている
- ユリの木の手紙は鳥へおひさまへ
- 思い込みだった踏まれた雪だった
- ミルクティーあなたがパグを買った夢
- 窓ガラスぴかぴか空はメントール
- 連休あけ火曜必着雪もよい
- 駅からの道だけに降る小夜時雨
- 終活はバランスボール揺れながら

