- 生と死はちょうどコインの裏表
- 迷い出すゼブラゾーンの真ん中で
- 取り扱い注意男の更年期
「平尾正人」の作品一覧
全 58 件の作品が登録されています。
- 叩いても叩かなくても出る埃
- 知り合いの知り合い結局は他人
- 引き出しの中から零れだす記憶
- 切り取られた言葉が一人歩きする
- すぐ返信しなけりゃ殺されるライン
- じゃんけんに勝っても敵は敵のまま
- 今日を生きる過去をきちんと過去にして
- 思い出を食べ過ぎ吐きそうになった
- 続かないはずだあなたに影がない
- 家族終了宣言をする衣替え
- 常識を少し外れた場所に海
- 優しさで包む善意とお節介
- 充電中のまま後期高齢者
- 一番星になった電池を入れ替えて
- 耐えて耐えて耐えていくしかない輪ゴム
- 何となく歩幅とリンクする余命
- 開き直り眠れないなら眠らない
- 平凡で少し歪んでいる家族
- 論点をずらして外野から攻める
- 呼気すべて吹き込み夏のシャボン玉
- 辞世句の改訂版をまた今年
- 退化とは言わないこれは劣化です
- 厚化粧が過ぎる公称5千人
- 私も水も預金も目減りする
- 結論が真逆言葉が切り取られ
- うなづくだけでいいのに大声で笑う
- きれいごとばかり口から洩れるのは
- 次次に届く訃報も吉報も
- この空の下で世界は不平等
- 国家とは何だ三十八度線
- 推し活にはまる妥協は許さない
- 飲み込んだ言葉暴走する正義
- 演じ続けるキャラは自分を守るため
- そのままにしておく君の手も足も
- 傘スマホ最後に落とす私を
- 変わらねばならない古希や喜寿の顔
- ご破算で願いましてと夜の街
- 仮説から理論 最後には法則
- 安心と安全どちらにも死角
- 承認欲求イイねイイねを付け合って
- 騙された振りをしている騙し合い
- 寂しくて噂話と陰口と
- 火葬場の火力を上げられぬ事情
- 長針の憂いと短針の焦り
- 斜線また斜線いらないモノばかり
- うまい嘘つけたな記念日にしよう
- さざ波のさざの程度がじれったい
- 肩書きが付いて外れている四月
- 豊饒な海だ言外とか余白
- 強くなるためには開示せよ弱さ
- 零れ落ちた夢の欠片を探す夢
- 組み合わせ次第で詩にも死にもなる
- 何でもないトマト魔法が解けたなら
- 天と地の狭間でブランコが揺れる
- ハッカ味が当たる缶入りドロップス
- 正常になった異常に慣れすぎて
- 先制と反撃歯止めない軍備

